概要

本研修は、伝え方と聴き方の2部構成になっています。伝え方の部では、メディア業界で培われた高いコミュニケーションスキルを基に、ビジネスシーンでの効果的な情報伝達方法を学ぶプログラムです。この研修では、明確で説得力のある話し方、聴衆の注意を引きつけ維持するテクニック、そして自信を持って伝える姿勢に焦点を当てます。参加者は、プレゼンテーション、会議、日常の業務コミュニケーションにおいて、自らのメッセージをより効果的に伝えるための具体的なスキルと知識を習得します。

聴き方の部は、相手の話を深く理解し、より良い関係性を築くための聴き方を学ぶプログラムです。メディア業界でのインタビュー経験を通じて磨かれた、相手の言葉の背後にある意図や感情を読み取る技術を、ビジネスコミュニケーションに応用します。この研修では、アクティブリスニングの基本原則、非言語的サインの解釈、効果的なフィードバックの提供方法に重点を置き、相手との信頼関係を深めるコミュニケーションスキルを強化します。

内容

主な講義内容：

講義では、チームの雰囲気づくり、報告と相談の技術、会話の導入と誘導方法、そして傾聴スキルとうなづきの効果について、詳しく講義します。これらのスキルは部下の指導やモチベーションコントロール、さらにはお客様との関係性を築く上で非常に重要です。

主なワーク内容：

ワークショップでは、声練習、アイコンタクト、ジェスチャーの使い方など、プロのアナウンサーが実践する表現技術を直接学びます。また既に身につけたスキルをチェックし、実際に傾聴のシミュレーションを行います。視線やジェスチャーの使い方、上司や部下への効果的な聞き方、誘導質問のテクニックを学びます。また、クレーム対応や怒りを鎮める聴き方についても実践を交えて習得します。これらのスキルは実際のビジネスシーンで直面する困難なコミュニケーションに対処するためのものです。

時間：

3時間（180分））～6時間（360分））

定員：

30名